買主が住宅ローンの事前審査を行う際、不動産会社に対し注意すること(2/2)

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住宅ローンの事前で注意すべきこと

前回に引き続き、買主が住宅ローンを組む際に注意すべきことを、記事にしたいと思います。

これから住宅ローンを組む方の参考になればと思い、私の経験を記事にしておりますので、実際に相談する不動産会社によっても変わってくる可能性がありますのでご了承ください。

不動産会社が示する銀行は本当に良い銀行なの?

住宅ローンは仮審査では、不動産営業の担当者は、いくつか候補となる銀行を提示してきます。

恐らく、この段階では、私自身も含めて、多く方がローンの審査に通るかどうか不安になり、営業にすべておまかせになってしまう可能性が高いのでは推測します。

そして結果的に高い金利のローン組んでしまい、数十万から数百万と損することになるのです。

※4年までの2014年のSUUMOの記事を見ると約25%の人が金利を把握していないらしいです。

不動産会社は審査が通りやすい銀行、または不動会社の付き合いある銀行を勧めているだけで、不動産を売ってしまえば、あとは客が得をしようが損しようが全く関係ありません。

不動産会社が金利などトータルで条件のより住宅ローンの提案はしていると思わない方がよいでしょう。

0.1%金利が違っただけで、どれだけ違うか?

住宅ローンを組む自分自身が、きっちんと内容を把握してなければ後々後悔することになります。もしかすると自分自身が損すらしていることに気づかずに住宅ローンを終える方もいるかもしれません。

このため、シミュレーションは大事です。妥協でずに納得いくまでシミュレーションは行うべきです。

でも不動会社が勧める銀行で審査を通すべき

不動産会社を進める銀行を完全に否定しているわけでもないです。

それは、不動産会社を通した方が審査結果から契約締結までの期間は早いからです。

自分は購入したい物件は、他の人も購入したいと思っているのです。

特に中古住宅の場合は、1番手に手を挙げただけでなく、いち早く資金を調達できることを証明するため仮審査に通ることが重要になってきます。

自分で調べながら手続きしていたのでは2~3日ぐらい時間のロスする可能性があり、その間に他に人に決まってしまう可能性があります。

ですので本審査までは不動産会社の進める銀行で通してしまい、最後の契約段階で他の条件のよい銀行に乗り換えた方がかしこいのです。

一番よいのは自分が使いたい銀行を事前に調べておき、仮審査の段階で、この銀行を使いたいと不動産会社にお願いしてみることです。
恐らく不動産会社も断れない思います。

・・・が、ただ、ネット銀行は断られる可能性が高いです。

不動会社はネット銀行は嫌う

不動産営業は、次の理由でネット銀行を嫌がります。

ネット銀行は仮審査では個人信用情報を調べる場合と、調べない場合があるようです。
こため本来審査に通らない人も仮審査を通ってしまい、本審査に入って個人情報を知べ、そこで否決となることがあるようです。

※ネット銀行も店舗があるので、店舗で相談すると適切なアドバイスを頂けるため
 店舗での相談をおすすめします。

一方、リアル店舗をもつ都銀、地銀は、仮審査の段階で個人信用情報を調べるため
仮審査に通ると本審査を通過する確率が格段にあがるそうです。

私は都内に住んでいますが、ネット銀行よりも都銀のほうが続きが簡単で本審査までの合否判定も早いようです。

普通に考えれば、時間をかけて進めてきて土壇場でひっくり返されるのは不動産会社も買主も嫌な思いをします。

なので私の担当営業もネット銀行の利用をやたら嫌がっていましたが、金利を考えればネット銀行ははずせません。

私も当然、ネット銀行の利用は考えています。

仮契約の段階でネット銀行の申し込みを不動産会社から断られた場合、本審査まで
自分で通し、ローン契約を行う段階で不動産会社に申し入れすればまず断られる
ことはないでしょう

注意すべきは仮審査は、複数申し込んでも問題ありませんが、本審査では2~3社にとどめておいた方がよいとの意見が多いため、不動産会社と自分の申し込みのバランスを考えて申し込んでください。

まとめ

不動産会社が住宅ローンを通してくれていると勘違いされる方もいるようですが、不動産会社は住宅ローンの通りやすい銀行を経験上知っているだけで、ただ手続きしているだけです。

銀行は借主の信用情報をみて、お金を貸しても大丈夫だと思っている人に貸しているのです。

まず自分自身で調べてみること。そして自分にとってベスト住宅ローンを見つけ不動産会社に相談してみること。場合によっては自分で住宅ローン契約すること、をお伝えできればと思います。

最後まで記事を読んで頂きありがとうございます。

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