家は資産にも消耗品にもなる

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あなたの家は資産?それとも消耗品?

私は、税理士や個人で会社経営をしている方とお付き合いさせていただいおりますが、そういった方々から家を購入する際のポイントや失敗談を聞いております。今回、その内容をシェアさせてもらえればと思います。

家の資産価値を中心に話をしますが、くれぐれも参考程度に留めてください。

まず、はじめに人生において家の優先順位が高く、気に入った家が見つかり、一生そこに住む覚悟や納得しており、お金の算段がつく方は、資産価値など意識せずに家を購入してしまってもよいのではないかと思います。

でも、もし、

・資産価値を意識したい
・結婚を機に欲しくなった
・お友達や会社の同僚購入して欲しくなった
・家の内覧会を見てほしくなった

などの理由で家を欲しいと思った方は、以下を読んでみて下さい。少しは参考になるかと思います。


新築一戸建、新築マンションなどは勧めていない

上記の私の知り合いの税理士や個人での会社経営者は、新築一戸建て、新築マンションなどの新築は購入を勧めていません。

彼らに言わせると損だというのです。

その理由をこれから説明します。

※説明は、分かり易くするために賃貸や持ち家のランニングコストは除いて説明します。また、知り合いの税理士をAさん、個人で会社経営者をBさんとします。

新築 VS 中古 新築プレミア

今、仮に4000万の新築一戸建てがあったとします。

新築には必ず新築プレミアがのっていると言われ、1割とすれば購入した瞬間から3600万の価値になってしまいます。

最近聞いた話では、酷いこところだと2割のっているところがあるらしく、だとすれば4000万で購入した家は3200万になってしまいます。

新築を所有するという満足感を得るために400万、場合によっては800万のお金を払うことになり、このためAさん、Bさんは新築を勧めていません。

ただ、どうしても新築がよく、値段の問題ではないと思っている人は迷わず新築を購入すればいいと思います。結局は価値観の問題ですから自分が納得すれば、それでよいのです!!

資産価値を意識する

原価償却というものをご存じですか?

新築一戸建て4000万の土地が2000万、建物が2000万だとします。

原価償却は国が定めたもので、一戸建ての場合は、22年で建物の価値は0になります。建物2000万を22年でわると1年あたり約90万の価値が下がる計算です。

例えば5年家に住んだ場合、1年あたり約90万価値が減るわけでるから5年間で450万価値が無くなり、家の価値は3550万となるわけです。

この家が売りにだされた場合、買い手は3550万以下で購入すれば安く購入できたことになり、それ以上で購入すれば高く購入したことになります。

そして売る側は、3550万より高く売れればよいと考えるわけで、3550万以上で売るにはどうしたよういか?

そう立地のよい場所であれば3550万以上になる可能性が高いのです。

また、新築の場合、上記に記載した通りで、購入してすぐに売りだした場合、新築プレミアを引いた3600万(新築プレミアは1割としています)で売りだすことになるので売る側は損してしまう可能性が高いのです。

賃貸 VS 持ち家

例として賃貸が10万とすると5年間住めば600万です。

でも、4000万で買った家が5年後に3550万で売れたらどう思います。5年間、450万で住んだわけですから賃貸より得でしょう!

そしてもっと極端な話をすると4000万以上で売れたとしたら、5年間、ただで家に住めたことになり、その上おつりがくるわけでしょう!!

だから、A,Bさんは、賃貸より資産価値を意識し、購入した価格より高い価格で売れる家を購入した方がよいと言ってるんです。

我々は、そんな物件ないと思いがちですが、あるんです。
ただ、我々が勉強していないだけなんです。

Aさんは税理士ですが、Bさんは会社経営といっても個人で経営で見た目は、その辺にいるおっさんと変わりません。

高級品をも身に着けているわけでもなく、豪邸に住んで贅沢いる訳でもありません。

ただ、いろいろな失敗を経験して勉強して、購入した家より高く売れる資産価値のある家を購入した方がよいと酒の席で私に教えてくれたんで、今こうして私の記事を読んでくる方にシェアをしている訳なんです。

逆に、資産価値など気にしない人は欲しいと思った家を腹を据えて購入すればいいのです。

一つ言えるのは間違っても、軽い気持ちで「皆が買っているから、払えるだろう」などと中途半端な考えでの購入は危険だということです。

今日はこの辺で終わりにしたいと思いますが、Aさん、Bさんには、いろいろな話を聞いているのでまた機会があれば皆さんにシェアしたいと思います。

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